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[2024年版] 柳美里の作品一覧

柳美里さんの作品を一覧にしていきます。

私もこの記事を書きながらまだ読んでいない作品を見つけている状況なので、ぜひこの記事を参考に全読破を一緒に目指しましょう。

[2024年版] 柳美里の作品一覧

目次

  • 1.JR上野公園口

    JR上野公園口
    出典:amazon.co.jp

    JR上野公園口

    発売日
    2014年03月
    出版社
    河出書房新社

    あらすじ

    一九三三年、私は「天皇」と同じ日に生まれた―東京オリンピックの前年、男は出稼ぎのために上野駅に降り立った。そして男は彷徨い続ける、生者と死者が共存するこの国を。高度経済成長期の中、その象徴ともいえる「上野」を舞台に、福島県相馬郡(現・南相馬市)出身の一人の男の生涯を通じて描かれる死者への祈り、そして日本の光と闇…。「帰る場所を失くしてしまったすべての人たち」へ柳美里が贈る傑作小説。

    感想・一言

    具体的な描写もあれば抽象的な描写もあり、読者の想像力に委ねる場面もあったので、1回目で話の概要を理解し、まさかと思って読み返して2回目で作品全体をようやく理解できたというかんじでした。取材をもとにしているノンフィクションでありフィクションです。ホームレス・宗教・戦争・天皇制など日常生活において普段は深く考えられていないことが描写されていました。
    ここをもっと意識して読むことができたら読了感やこの本の素晴らしさにより気づけるのだろう。
    時間を空けてもう一度読み直したい作品でした。

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